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自分をみつける座標

エニアグラム

タイプは変化するのか?

エニアグラムでいうところの「タイプ」というのは「生まれ持った性質」を指すので、これはずっと変わりません。

しかし「性格」は先天的な性質に後天的な要因(環境とか経験とか)が加わってできていくものなので、そういった意味での性格は変わります。同じタイプでも後天的な要因による性格の違いが大きいと全然違って見えます。

あと、各タイプには「普段の状態」と「高まった状態」と、「囚われ」という状態などがあります。この3つはどれも「その人の状態」によって変動するもので、人間的な成長度合い(成長ステージ)にもよるところもあるものです。

 

エニアグラムはおけいこビジネス的に講座として展開したり、ファシリテーターという立ち位置で活用することもあり、こういう「状態」の部分も「診断」して分析できるように試みられたりもしますが、私は難しい部分だと思います。大まかな成長ステージは診断もできるようです。

 

エニアグラムの目的は「自分を理解し、他人を理解すること」と「人間的な成長」なので、診断して数値化して「自分ってこういうタイプなんだな」と単純に納得するのではなく、自分の中に概念を持って自分で感知していけるほうが成長につながるんじゃないかな、と私は思うんですよね・・・。

 

タイプという概念は自分を狭めてしまうのではないか?

たった9つしかないタイプに人を当てはめてしまうのは少なすぎる。人の性格の決めつけなんじゃないか?という疑問を、私も最初は持ちました。

エニアグラムのタイプは9つですが、もっと詳細に見るとこれに「ウイング」というのがあります。「ウイング」は自分のタイプの両隣のタイプのことで、自分に強く作用するタイプになります。どちらか片方の作用を強く受けて偏りがあることを示します。

たとえば、タイプ1の人のウイングは9と2で、9の要素も強く出ている場合は「タイプ1のウイング9」という感じになってきます。(ざっくりな説明ですが)

 

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これも、「自分にはそっちにひっぱられる要素があるんだ」ということを知っておくと「自分がちょっと自分らしくない」と感じるときなどに役立ちます。

 

ウイングに上記の「普段の状態・高まった状態・囚われ」もあるので、1つのタイプにも多様なタイプが存在していきます。

 

結局、自分というのはそんなに単純ではない

こうして見ていくと「自分」というものを特定する座標はこのようにわりと複雑で、変動もあります。

私はこのエニアグラムを使った「人」の捉え方が面白くて勉強したり、機会があれば活用してきました。

今回こうしてブログに書いてみて思ったのですが、エニアグラムもちょっと星占いに似てるのかな?って。座標があって、変動があって、それをもとに見えないものを可視化していく作業が似てると思ったんですが。(え?似てない?^^;)

ただし、エニアグラムは「占い」ではありません。

占いというのは人の心や、運勢、未来などを判断するものですが、エニアグラムにはそういうことはできません。「根源的な自分」と「今の自分」を捉えて自分への理解を深めるのと、それを広げると「他者への理解も深まる」ぐらいな感じで。

ただ、占いもエニアグラムも直接観察できないものについて判断するというところが同じなので似てる感じがするんだろうな、と思います。

 

 エニアグラムの面白さ

私にとって星占いというのは「複雑で面倒で難しすぎる」と思うので、自分ではしません。(星占いの結果を見るのは大好きです^^♪)

でも何より私は、星よりも人を見ているのが好きなのです。

星占いは星から人が見えてくるのかもしれませんが、私の場合は人を見てると宇宙を感じることがあるので、それがまた面白いと感じるのです。

”山はどこからでも登れる”みたいな感じでしょうか?